有名なロシアの探検家でクルーゼンシュテルンが湾に「チハヤ」という名前を付けた
のには理由がありました。
サハリン島の東にあるこの湾は、西にジダンコ山脈が続いているため風から守
られているため波がなく、にぎやかなカモメが時々湾の静かさを破るだけだからです。
チハヤ湾に近づく途中、サハリンの琥珀を集めたり、オホーツク海岸に
ある東白浦神社の跡を見ることができます。
チハヤ湾の後でコロコフスキイ岬の近くにあるコロコフスキイ滝に向かいます。滝の高
さは49メートル、その下は水が広く流れ、滝の上はサハリンのタイガが続いているため
滝の姿は隠れています。